レオ=レオニの絵本「フレデリック」読んだことがある方は内容をご存じかと思いますが「豊かさってなんだろう?」と考えさせられる一冊です。
蟻とキリギリスとは真逆の物語と言っても過言ではないのですが、生きることへの価値観や捉え方をシンプルな物語の中に感じます。
働いてご飯が食べれる。
まずその基本の上に人生の豊かさはあると思います。働いて人の役に立つにも色々なやり方はありますし、その人なりの関わり方があっていいんじゃないのかな?
絵も凄く素敵ですが、谷川俊太郎さんがレオ=レオニの世界を翻訳されてて、言葉もシンプルな中に力があって、手元に置きたい一冊です。