服はなかなか捨てられないですよね。
物を捨てる捨てないで、私も洋服が一番大量にありました。数年前、テレビ番組でタレントの北陽の虻川さんが「旦那が自分を女性として扱ってくれない。」と、相談していました。それに対してカウンセラーの方が
「あなた自身は自分を女性として扱っていますか?周囲に大切にしてもらえる服装をあなたはしていますか?質問の前に、あなた自身が女性として自分を大切にし、周囲にそう扱ってもらえるに相応しい服装をしていますか?」
自分を女性として大切にしていますか?という問いに対して、当時私も「はっ!」としました。服選びの際に、服装をミニマルにしていても「他人にどう見られるか?」という視点は考えます。それは、
「どう見られるか?」が目的ではなく、「どう見せるか?」という手段です。
洋服には力があります。服を着ることで自信がつき、自分の心に魔法をかけてくれます。そして周囲にも、普段と違う自分を演出してくれる。元気をくれる。お気に入り服、新しく買った服に袖を通して街を歩く楽しみは格別です。
鏡の前で「今日、何を着ようかな~?うーん…」と、悩むことは少なからず服の持つ力を知っているからこそですよね。
見た目や服装を気にしないことと、人に「どう見られるか?」ということは別問題。「どう見られるか?」が、目的になってしまい、人生を損なうことは大きな損失です。それと同時に「どう見せるか?」ということを、活用しないことも大きな損失だと考えています。
相手に「どう見られるだろうか?」ということの為に、時間とお金を大量に使って服を持つよりも、今日一日の出会いや出来事・そして家族との時間を楽しみたい。そのためには、服はある程度でいい。でも、その服装の内容は考えたい。色々なお洋服を着ることが人生の楽しみだ!という人は、無理に捨てる必要は無いし、むしろシッカリ持って毎日を楽しむことの方が大切です。
「洋服が捨てられない」という方は一度、自分と服との向き合い方を考えてみると、何か大きなヒントが隠れています。
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