音がない…。寂しくも感じますがとても癒されます。
一日用事で疲れ果て。時間は21時前…。
ああ、レンタルしたDVDを観ようか…。いや、撮り溜まった番組の録画を見ようか…。寝るには少し早い気もするし、どうしたものかと思っていました。隣から耳に入るテレビの音。疲れた体に耳に入る音が少しやかましく感じます。
音を消して暗い部屋でただぼんやり。それだけのことですが、かなりリラックスできます。窓の外の遠くの音が聞こえる。耳に入る音はそれだけで十分です。
知人のカフェが好きで時々顔を出すのですが、その店は基本BGMは流しません。アルバイトの女の子と話していた時に、くすくす笑いながらその子が言いました。
「足音でね、ぁぁ…店長が来たな!って分かるんですよ。少しバタバタバター!っとそこの階段を駆け上がって来るので、すぐ分かります。店長って落ち着いて知的なイメージあるでしょ?でも足音だけは忙しないんですよ。」
音でその人が感じられるだなんて素敵ですね。
その話を聞いて、自分も子供の頃に母親の足音で「あ!帰って来た!」と嬉しくなったことを思い出します。沢山の音に囲まれていると足音はかき消されてしまいます。音が少ないと、音でその人の存在を感じられるだなんてとても素敵なことですし、色っぽく、お洒落だなぁ…と思いました。
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