28日発売の親片本、見本届きました。
私の周囲・同級生はもう40代前後ですので現実的に、親の介護と親の暮らしについて一度は考える年代でしょう。先日、日曜日(23日)でしたが夫から連絡があり、同級生が亡くなったとのことでした。
今年に入り、立て続きに私自身の周囲の方々で40代になったばかり、もしくは40代になろうかという方が4人亡くなりました。二人は長患い・二人は心筋梗塞である日突然の別れでした。親だけでなく、自分自身の明日も予告なしに終わる日が来る。
この半年と少しの間に、まだ若き、働き世代の友人・知人がこの世を去ったことは皮肉にも強いメッセージとして、自分の今について深く考えさせられました。日々の暮らしの安寧に身を委ねるたびに訃報が届く。目が覚めるような想いでした。
そんな半年の中で執筆しました「ミニマリスト 親の家の片付ける」
自分自身の家を片付けること。親(他者)の家を片付けること。この違いはとても大きかったように思います。今回の片付けは、私にとっても異例中の異例で。
引っ越し当日に、引っ越し先にモノが山のようにある。自分達の荷物が入らない。
「とにかく一刻も早く捨てなければ何も始まらない。」
という問答無用のスタートでした。
片付けには段階があり、「どんな暮らしがしたいのか?(目的)」に合わせて片付けていくことは、片付けの王道ですし、私もそのプロセスが一番大切に想うところです。
ただ、親の家の片付けというのは通常の片付けとは違い。親の死・介護など。問答無用で始まるケースも少なくなく。義理の両親の家がどうしてここまでの状態になってしまったのか?書ける範囲で書いています。本書で紹介している内容として、おそらく「モノを増やし過ぎることで起こる、最悪のケース」の事例の一つかもしれません。「どうして、こうなったのか?」なども、サラリと読みやすくKADOKAWAさんが編集して下さっています(笑)
我が家の「片付けたゾーン」「片付けなかったゾーン」と、紹介もしています。「なぜ、片付けなかったのか?」という理由についても書いています。
上の「モヤモヤを残す」という2年前の記事ですが、根底は同じで「スッキリすることを目的としてしまうことで、問題を繰り返す。」という問題が片付けにはあるかと思います。今回は、義理の両親との片付けを通して 大きく学ぶことができました。
片付け自体は、体調を崩すなど(涙)とんでもない怪物級の片付けでしたが、振り返ると「やって良かった。」と思うことが沢山ありました。私の目を通して、起こった出来事、やったこと、失敗したことなど。色んなことがありましたが、
「暮らしを良きものにするために、片付ける」
という片付けの基本。根幹に深く触れる体験でもありました。
28日(金)発売予定ですが、手に取って読んで下さると、著者として嬉しく思います。電子書籍についてですが、KADOKAWAさんへ問い合わせましたところ、発売と同時リリース予定とのことです。28日にはダウンロード可能になるよう準備を進めて下さっていますので、どうぞよろしくお願いします。(多少前後することも…スミマセン)
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