ここ数日、ブログの更新を止めて、布団で寝込んでいました。
危うく41歳にしてこの世からサヨウナラするところでした。
人が死ぬときはあっけなく死ぬんだ・・・ということを(仮)で体験しました。
基本的に肝臓が悪い
以前から少しブログには書いているのですが、私は基本的には肝臓が悪いです。お酒は一滴も飲まないのですが、親もその家族も肝臓病で亡くなってます。25歳の時に肝機能障害になり
「肝臓機能が悪いのは、この先、一生涯です。注意して下さいね。」
と、注意は受け、休み休み日々を過ごしていました。
年末からの疲労感
11月下旬ぐらいから疲れが取れにくくなり「こりゃ、仕事量を減らさねば」という状態でしたので、年明けは早速仕事を減らすよう宣言もし、準備をしていた矢先でした。19日の夕方頃から風邪ぽくなり、寝込んでいました。
寝ても寝ても疲労感が抜けないので「これは肝臓にきているな・・・」という自覚はありました。
風邪っぽい症状が出る
肝臓が悪くなった時、風邪っぽい症状が出ます。倦怠感・関節痛・微熱・下痢・吐き気。熱は37.2~38.5分。とにかく体調が悪くなっているので、良くなるまで寝ると決め、休んでいました。
熱が下がり始め、油断しました
日曜日には熱が37.2分で落ち着き始め、解熱のサインである汗をかき始め、ホッとしました。水分が取れていなかったので、アイスと桃缶を食べました。すると胃の中が何も入っていなかったので、腹痛が。下痢かな・・・と思いトイレへと行きました。
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冬の寒さとトイレが命取りでした
- 解熱し始めで、衣類に汗をかいていたこと
- 脱水状態だったこと
- 熱で薄着だった
- 肝臓を悪くして、免疫・体力が低下していた
冬の古民家ということでトイレの室温がキンキンに冷えていたこと。
暖かい部屋から、急に冷たい部屋へ移動したこと。
お腹の痛みも激痛だったことから、痛みによる冷や汗が滝のように出始め、体の熱を急激に奪われていく感じがしました。
「これが漫画だったら私の体から湯気が出てるよね」
なんて、痛みに苦しみながらもどこか呑気に考えていました。それぐらい、体から水分と熱を奪われているビリビリとした感覚がしました。
色々な要因が重なり、腹痛で体をのけぞらせたときに視界に異変が起きました。
目が見えなくなる
最初は手がビリビリと痺れた感覚(←これは今思えば痙攣だったのかもです)
次に壊れたテレビの画面のように、モノの輪郭がぼやける。赤や黄・青・緑とその場にない色が見え、視界と意識が遠のく。徐々に目が見えなくなっていく・・・、ゆっくりとブラックアウトしていきました。
徐々に目が見えなくなっていく中で、どこか頭は冷静に
「あ、死ぬんだ。
こうやって人は突然死んでいくんだな。」
と感じました。
薄れる意識の中での嘔吐
視界が完全に真っ暗になり、、、、
意識が遠のきかけた瞬間に胃から嘔吐物がこみ上げ、
「オエッ」
となり、意識がそこで少し戻りました。幸運だったのは、意識が完全に途切れてからの嘔吐だったら、吐しゃ物が喉に詰まり、完全に死んでいた。。。ということです。
「オエッ」
っとなった後も、視界のブラックアウト状態はすぐには回復せず、時間をおいて徐々に意識と視界が回復していきました。
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トイレに行って、人生終わりそうになるとは
その後は下痢と吐き気で苦しむのですが、命に係わる危ない局面だったことは間違いなく。子供達へ「トイレに行って30分経って帰って来なかったら声をかけて、反応が無かったら救急車呼んで」と言ってトイレへ。
そこからは絶対安静にし、布団から出ず、こんこんと眠り続け、熱も下がり、無事回復。
しかし、死神の鎌で喉元をヒュッとかすめられたことは間違いなかった出来事でした。非常に危なかったです。
まさか自宅のトイレで死ぬなんて思わない
高齢者の事故などでお風呂やトイレのヒートショックは耳にしますが、まさか自分が・・・とは夢にも思わず。悪条件が重なったとはいえ、死にかけたことは事実でした。
「トイレ 死亡」で検索してみると出るわ出るわ。
私はインフルエンザではありませんでしたが、同じように病気でトイレへ駆け込むことはあるかと思いますので、
- トイレに暖房を入れる
- 寒い部屋へ行く時は厚着をする
- 家族へ一声かける
など、気温差が大きくならないよう注意が必要だと身をもって知りました。
↓こちらの記事は虚構新聞というデマ記事ですが、案外デマでも冗談にならないな・・・と思いました。
1~3月はインフルエンザなどの時期です。トイレへ行く時は気を付けて
私の周囲でも40代に入ってからの突然死でこの世を去られたかたが、それなりの数いらっしゃいます。危うく、その一人になりそうでしたが、気を付けたいと思います。まだ、これから寒くなってきますので、病気や体調不良のご家族がトイレへ行く時は、家の中とはいえ気を付けて下さい。私は幸い運が良かったですが、一歩間違えれば・・・でした。
家族のトイレが長いな・・・というときに、声かけなどの異常事態の発見があれば助かる命もあります。
私の体験談でしたが、参考になれば何よりです。
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