「人から貰ったモノが捨てられない・・・。」
「これ、捨てていいんですかね・・・?」
というお悩み。
とっても多いです。
「自分のモノならバンバン手放せるのですが、
人からいただいたモノに対して、
どう判断していいか分からないんです。」
お片付けサポートに入ると、中には押し入れ半分のスペースが「いただきもの」で埋まっている方もいました。
「こんなことなら、受け取らなければよかった」は、悲しい
友人の話です。
「新築を建てたときに、リビングに20畳用のエアコンを親族が買ってくたのね。
そのときは、とっても嬉しかったの。
お祝いしてくれてるんだなって。
私たちも家を建てるために、
ずーーーっと貯金してたから、
そのことを応援してくれてたのかな?って。
・・・・でもね。
家が建って、その方も招待したのね。
そうしたら・・・・・。
それから毎日、
【このエアコンは、私が買ってあげたエアコンだから】
って理由をつけて、涼みに来るのよ。。。
確かにそうだけど、
ここは私たちの家なのに。。。
もう、毎日来られると心が休まらないのよ。
こんなことなら、エアコンなんて受け取らなければ良かった。」
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人間の本能と縄張り
人からの贈り物は、私は素直に嬉しいですが、心の借金になりそうなモノは極力受け取りません。モノを通して他人の領域に踏み込むことができます。
上記の事例は、ハッキリと分かりやすい
『マーキング』
と呼ばれる動物的行為です。
人の住まいに、自分のモノを置く。
恋人の部屋に自分の歯ブラシを置くこと。
これもある種のマーキングに近い行為です。
「ここは、私の場所ですよ。」
というサインです。
お花見などの場所取りでも、モノを置きますよね?
人間も元々は原始的で動物的な本能はあります。
時折、モノを通し、その本能が顔を覗かせるときがあります。
動物でもいさかいは、縄張り争いから
人間にとっても、動物にとっても、自分にとって安全な場所を確保するということは大きな意味があります。モノ1つですが、私の友人のエアコンのように、トラブルを生むキッカケにもなりえるのです。
プレゼントは、贈り手・受け取り手。
『ありがとう』
『喜んでくれてよかった』
という心の交流という1面もあります。
お互いにとって幸せな時間になるように心がけたいですね。
みんなの暮らし日記ONLINE 寄稿しました
思考の整理で連載中の「みんなの暮らし日記ONLINE」さん。今月のテーマは、記事と同じく『贈り物』について書きました。こちらもよろしければどうぞ!
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