個人宅の玄関を一歩入って、その家の抱える問題に気がつくことがあります。
片付けを生業にしていると、不思議と物の声と言いますか。
物が雄弁に語りかけてくることがあります。
スポンサーリンク
お片付けサポートで、あった出来事
昨年、お片付けサポートとして、個人宅の片づけへ訪問しました。
その中で、こんなことがありました。事前にご自宅のご様子の写真をいただき、拝見すると
「どこを片付けるんですか?」
というスッキリとしたご自宅。
しかし、実際に訪問してみると玄関を1歩入ると「ああ…。掃除や片付けは、おそらくやっていないし。家の空気が澱んでいるなぁ。」という見た目とのギャップのある利用者様がいました。
一見、家はスッキリとして見えるのですが、所々壁紙の汚れや破れ・生活を支える水回りの故障の放置・子供部屋にパンパンに押し込まれた依頼主の買い漁ったであろうインテリア雑貨等…。
「家族のために家を整えたい。」
という言葉とは裏腹の行動のあり様を物が雄弁に私に教えてくれます。
片付け以前に心に問題を抱えた方の片づけは、依頼主の言葉より、私は物の声を読むようにしています。そして、その言葉とのズレ・ギャップ・現状…それらを総合的にみて判断していきます。
いくら言葉で隠しても、物が「気づけ!」と、大きな声を上げているケースは多々あります。
我が家の「不安」の塊
さて、そんな物の声を読むことも私の特技の一つなのですが。他人の家ではなく、自分の家を眺めながら「ああ・・・これは、不安の塊だよねぇ…。」というものを見つけました。
スプレー缶が沢山…。
ここの家族が何に不安を抱えているのか…。
物は雄弁に語ってくれますね。
お知らせ:【文庫本発売中です!】2016年に発売した「シンプル思考ですっきり身軽に暮らす」が文庫版として発売中です。
|
↓いつも応援クリックありがとうございます!
↓ブログ内で使用アイテムは、随時こちらで更新しております☆