少ない物ですっきり暮らす

10回近くの引越しと、子供の発達障害の特性「片付けが苦手」などを経て、ミニマリストに。お片づけのサポートもやってます。 ライフオーガナイザー®1級/ 整理収納アドバイザー1級/ 発達障害住環境サポーター https://yamaguchi-seiko.amebaownd.com

少ない物ですっきり暮らす

お金が増えると批判も増える 『発達障害の僕が食える人に変わった すごい仕事術』

【6冊目の本が発売になりました!】

 

  現在、お片付けサポート・講座依頼・雑誌取材等、一切受け付けておりません。個人的なご連絡等、ご遠慮とご配慮のほど、よろしくお願いします。

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 昨日、告知しておりましたYouTubeサブチャンネルの動画を本日朝8時に更新しました。

 

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今回の企画は借金玉さんから始まった。

借金玉さんは『発達障害の僕が食える人に変わった すごい仕事術』の著者です。


 

 

 Amazon書籍売り上げランキング1位を取るなど、著者としても有名ですがTwitterなどの発信者としても有名です。

 

金玉さんとは、ご縁があり。

 

実は、出版社KADOKAWAの書籍の編集担当者が同じということもあり担当者経由で『発達障害関連の書籍を作りました。』と書籍の献本をいただいておりました。いつかお会いしたいと思っており、2月に取材を申し込み、快く引き受けて下さいました。

 

金玉さん印象

twitterのイメージが熊のプロフィール写真と『借金玉』といういかついネーミング…。迂闊な発言でもしようものなら噛みついてきそうな、怖い人…。最初はそんな印象でした。

しかし、書籍やTwitterの発言などをよく読んでいくと、情の厚い、思慮深いかただと感じました。実際にお会いすると、とても好青年で礼儀正しく。こちらの質問にもとても丁寧に答えて下さり、色々と気に掛けて下さいました。

 

8月公開した動画にゲストで出て下さった「えらいてんちょう」こと、えらてんさんも2月に借金玉さんとお話する中で「僕の友人で、こういう友人がいるんだ。」という話を聞き、そこから興味を持ちました。

とても紳士的で実直な方だなぁ…という印象を私は持ちました。

金玉さん、炎上・炎上・炎上!

金玉さんの取材は2月でしたが、取材当日の夜…借金玉さんTwitterが軽い炎上状態になり…。度々Twitterでは炎上している借金玉さんなのですが。。。

「何で炎上するの?」

私のお会いしたご本人の印象は、とても思慮深い人物ですが炎上しています。

その炎上する理由や彼をとりまく、Twitterのリプライ(コメント)を拝見すると、

 

発達障害で儲けて。」

「障害の話で儲けた金は、同じ障害者へ配分すべき.」

 

など。

主に書籍が爆発的に売れたことが大きな原因の1つでした。売られたケンカは買うという借金玉さんの歯に衣着せぬスタイルも、もちろんあったのですが誹謗中朝の根底には「お金」という問題がジットリと人々の心に根を張っているように感じました。

お金って何だろう?

私も書籍を数冊出版しておりますが、平均的に暮らし系の書籍は制作に半年前後の期間を有します。撮影当日以外の事前のやり取りや事後の確認など。それなりの労力が半年間発生します。半年間の労働の対価です。

 

私もそうですが、ご飯を食べなければ生きていけません。

家族もご飯を食べなければ、生きていけません。

子供に関しては、教育も受けられません。

 

労働に対しての対価と評価でお金が発生するわけですが、その額が大きくなると人から怒られる。他の発達障害関連の発信や活動をされている方へ取材した際にも、

 

「障害を商売の道具にして。」

「子供と障害を売り物にして。」

 

という批判を受けた…という方が、やはり複数いました。

障害とお金

私も「片付けに困っている方の役に立つ情報」としてブログ・書籍等で発信し対価をいただいています。借金玉さんも「発達障害で生きづらさに困っている方の役に立つ情報」として発信しています。困っている人の役に立つ情報を発信している。

という部分では、何の違いもありません。借金玉さんや、他の発達障害に関する発信者の方々が批判批評を受ける様子をみて、

 

発達障害者は、自身の苦しみや悲しみを発信し、対価を得てはならぬ。」

「障害者は、障害に対する支援活動で金銭を得るべからず。」

 

という圧力や嫌金感のようなものを感じていました。

 

しかし、「最低限、ご飯を食べなければ生きていけない。」ということは無視されてしまう。批判批評を受けることで、発信者が発信を止めてしまう。

高い志は、否定はしませんがある一定の精神性を人として保つには、最低限の生活が守られていることは重要です。辛辣な批判批評の思いやりの無さ…に、悲しさと憤りがずっと私の胸にありました。

 

お金と選択

「障害者とお金」という問題への憤りと、片付けの現場に入る中で、お片付けサポートの一部利用者様でも「貧困で困っている。」ということで、サポート料金を「障害者割引」として半額にされた方の理不尽なクレーム率の高さ。正規価格の支払いをされた方からのクレームは、ほぼゼロでした。

 

昨年度は、多くの方の片付けをサポートしたい!という想いから、私自身かなり自腹を切ってのサポートもあったのですが「お金」に関して深く考えさせられました。

答えは出なくていい。できれば一緒に考えて、悩んで欲しい。

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【発達障害×ミニマリスト】僕たちの『お金を稼ぐこと、悪いこと問題』 借金玉対談「お金と選択」

 

お金の価値観は、人それぞれです。障害福祉に関する価値観も個々人の答えがあっていいと思います。ただ、『何だかモヤモヤするよね?』のモヤモヤを一緒に色々な方々に考えていただき、自分自身の「お金と選択」見つけて欲しいなと願っております。

 

 

 お知らせ:【文庫本発売中です!】2016年に発売した「シンプル思考ですっきり身軽に暮らす」が文庫版として発売中です。


 

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