マーティン・リンストローム著「なぜ、それを買わずにはいられないのか」
スポンサーリンク
ブランドの仕掛け人である著者マーティン。様々な手法で人々に「買う」行動を起こす仕掛けについて語られた一冊。プロローグにて、著者マーティン自身が「ブランド品を買わない生活」に挑戦するも、逆にブランドの威力を知ることになるエピソードが印象的。
2013年頃に読んだ本ですが、また読み直しています。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】なぜ、それを買わずにはいられないのか [ マーチン・リン... |
〇健康幻想を押し付けて無意味な商品を売りつける
〇ポイントカード・クレジットカード・スマホアプリの
あらゆるデータを集めてマーケティングに利用
〇恐怖と不安をあおって商品を買わせる。
〇過激なセクシーな広告で人の目を引く
〇仲間外れになりたくない
〇古き良き時代を演出してノスタルジーで売り込む
〇セレブや専門家のお墨付きで「思考停止状態」に追い込む
〇胎児の頃からブランドを「刷り込む」
様々なプロの買わせる仕掛けに驚愕します。
「物を減らせなくて困る」というコメントを前ブログからいただきますが、「物を買ってしまって困る」という前提もあるのではないかと個人的に思っています。
何で自分は物を何となく買ってしまうんだろう…?そんな疑問にちょっと答えてくれる本です。