少ない物ですっきり暮らす

10回近くの引越しと、子供の発達障害の特性「片付けが苦手」などを経て、ミニマリストに。お片づけのサポートもやってます。 ライフオーガナイザー®1級/ 整理収納アドバイザー1級/ 発達障害住環境サポーター https://yamaguchi-seiko.amebaownd.com

少ない物ですっきり暮らす

服は着る薬

【6冊目の本が発売になりました!】

 

  現在、お片付けサポート・講座依頼・雑誌取材等、一切受け付けておりません。個人的なご連絡等、ご遠慮とご配慮のほど、よろしくお願いします。

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市販の服も好きですが、自分で作る服も好きです。

 

 

 

 

 

先日、テレビをみていると素敵なフレーズが耳に入ってきました。

「服は着る薬」

大分の府内町にアトリエを置き、服を作っている方の活動を紹介されていました。身体の障害によっては、市販の服を着れない人もいる…。自分の着たい服に袖を通せば、街へ出掛けたくなる!そんな人を後押ししたい…「服は着る薬である」そのような内容でした。とても素敵だと思いました。

 

私自身も服をよく作ります。昨年夏に制服化した際に着ていた白いワンピースは手作りでした。毎日着ても、まだまだ着たい大好きな服の一つです。ボーダー服と白ワンピ、両方好きです。着てウキウキする!まさに、ときめく!という気持ちは活動的になります。

 

 昨年の夏頃、雑誌ESSE・サンキュ!さんに紹介され、ブログのアクセス数も増え…。良いことの裏側にはあまり好ましくないことも一緒に入ってきます。

 

知人から「これ、やまさんですか?」というメールもいただきました(笑) 非公開コメントで「〇〇でお見かけしました!」などなど。みなさん好意として下さったのですが、ブロガーとして当時は初めてのことで正直戸惑いました。身バレもあり、白いワンピースに黒い丸メガネというのも田舎の町で目立つのかな?と思い、一度だけ違う服を着たことがありました。

 

 

感想として、服を着て楽しくない。

心にズシンと重しがかかったような気持ちになりました。

 

 

「身バレとか怖いなぁ…」と、誰かの目を気にして服を着るので、その服を身にまとうことで世間からの批判批評を気にし、自分が良いと思っているライフスタイルを自ら否定してしまう行為だったと思います。明るい気持ちで着れない服は、肌を包み込むうえで精神的にも苦しいので、すぐに着るのを止めました。

 

振り返ると、それも経験としては重要だった…と思います。自分が「服を着る」ということをどう感じているのか?どう考えているのか知る作業になりました。

他人の目の前に、自分が自分自身に対して向ける眼差しを忘れてはいけない…そんなことを服を通して自分から自分へグサリと突きつけられました。

 

 

「服は着る薬」とは本当に上手な言葉選びだと思います。使い方によっては心を豊かにしますし、間違えるとこんなに心を重くするのも「服」なんだなぁ…と、その言葉をテレビで耳にして実感しました。

 

服を着るということの中には、ただ肌を隠すだけでなく「これが好きだ!」と自分で自分を肯定する人間として根源的な作業も含まれているのだと、肌で感じました。

 

 ↑ 服に関する関連記事です。この記事にも書きましたが、「どう見られるか?」が、目的になってしまい、人生を損なうことは大きな損失だと改めて実感します。

 

 

【1月27日に本が出ます】

本も出ますが胸を張って黒ボーダーか白ワンピで街を歩いておりますので、もし仮に見かけたかたは温かい目で見守っていただけると助かります(笑)

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