曾爺ちゃんの家。一つ一つのモノを見ると大切にされてたんだなぁ…と感じます。
曾爺ちゃんの家の片づけは、2014年の夏…約1年半前が第一回目でした。
その時は曾爺ちゃんの初盆で、私達家族が泊まる場所が無く。義理の母より「寝る場所無いから片づけて!」との指令のもと(笑) ドタバタと6時間かけて片づけました。その時は、単なる作業としての片づけでした。
それから1年半が経ち…ゆっくり片づけながら、曾爺ちゃん夫婦の住んでいた家から出てくる道具を見ていると、大正時代を生きた彼らなりにモノを大切に使っていたんだなぁ…と、感じます。
「この家を好きに使っていいよ!」
っと、言われたときに色々な場所をDIYしようか…?などなど考えました。しかし、家から出てくるモノを見るとそんな気持ちも吹き飛びました。
出てくる道具の状態の良さや、道具の年代。曾爺ちゃんの使っていたモノは、そこに暮らしがあって、人生もあって。遺品整理は、モノへの供養であり、曾爺ちゃん達への供養かと感じました。部屋の使い勝手をよくすることはいいのですが、その前段階。
ただ、モノを捨てるのではなく、敬意を持って送り出す。
90歳まで生きた曾爺ちゃん達の生活を長い年月支えていたモノへの感謝と敬意は忘れてはいけないなぁ…と、自分を恥じました。
曾爺ちゃんの家の玄関に入るとき…その気持ちは胸に、礼を持って作業したいと思います。義理の両親曰く、3月下旬~4月の間に不用品を一気に処分するそうです。それまで少し時間があります。埃を被ったモノも多いので、雑巾で拭き、キレイにして送り出そうと思います。
ここは近所の人達と義理の両親が、フラリと立ち寄ってお茶を飲む場所にもなって欲しいと思います。曾爺ちゃん達のモノとのお別れが終わって、修繕箇所があればそこはDIYしたいと思います。まずは遺品整理を。
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