大分県在住、ライフオーガナイザー® / ミニマリストのやまぐちせいこです。
庭の梅。つい最近の蕾が膨らんだと思ったのに、もう季節は桜へと移り変わります。
庭の手入れをしていると、季節の移り変わりがダイレクトに伝わって来ます。
目次
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梅?桜?
この家に来た当初、
「家に桜の木が6本もある!家でお花見ができるなんて…贅沢だなあ…。」
なんて思っていました。しかし、よくよく見ると元日に木の枝に、もうピンク色の蕾が見えるではありませんか…。どうもこの木々は梅の木でした。パッと見て桜の木とよく似ています。
梅は梅、桜は桜
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」
と言う言葉があるように、梅と桜では似ているようで、開花時期や、選定方法が違います。桜は切ってしまうと、切り口からばい菌が入ってしまい腐ってしまったり、 花のつき方が悪くなります。一方梅は切ることで、花付き、枝ぶりと良くなります。
「梅は梅、桜は桜」あなたは、あなた。それで良いじゃないか。
数年前に、自分らしさと、理想的な自分像とのギャップに悩む時期がありました。そんなときに、ふとテレビでタレントでありWAHAHA本舗の柴田理恵さんと、久本雅美さんとのやり取りの中で、
「どうして自分は理想的な自分ではないのだろうか?
他人の方が素晴らしく見えてしまい、自分のことを惨めに感じてしまう。」
という悩みに対し、柴田理恵さんが
「久本、梅は梅、桜は桜だよ。
あんたはあんた。私は私。それでいいじゃない。」
という言葉に、ブラウン管越しに「ああ、素敵なことを言う方だなあ…。」と、とても印象に残りました。梅や桜の時期になると、柴田さんの言葉を思い出します。
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気がつくとそれぞれが実を結ぶ
庭の梅。花の時期は終わってしまいましたが、小さな実を結んでいました。6月には梅仕事ができるかな?っと今からとても楽しみです。
庭の桜も実がチラホラ。うちの庭の桜の木は、実はさくらんぼの木。この先が楽しみです。
梅と桜
似ているようで、選定方法から全く違う梅と桜。桜は桜で2週間ほど咲き、パッと散るけれど、その儚さが日本人の心を掴みます。梅は梅で、長い花期と花が終わったその後も実をつけ、家庭の小さな手仕事を楽しませてくれる。
私もふと、自分の至らなさに桜のように華やかな人が羨ましくなるときもありますが、「梅は梅、桜は桜。」そう、心でつぶやきます。
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