我が家の冬休みも、昨日で終わり、今日から新学期です。
冬休みの間は、家族全員それぞれ服を見直しました。
- 私の最近の服を捨てる・棄てる事情
- 「買う」「返す」をワンセットで
- 捨てたいけど、捨てられない人の気持ちがどこにあるのか?
- モノがいっぱいで、ゴミ屋敷であっても「こだわり」がある
- 執着なのか?
- 心の在り処を知る。自分の手放し方を一つ持つ。
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私の最近の服を捨てる・棄てる事情
冬休みの間、家族全員の服の見直しも行いました。サイズアウトした服を袋に入れて放出します。この袋に入っている服は、全部ユニクロさんで買った服です。
捨てるより、返す
最近は服をゴミ袋に入れて「廃棄・棄てる」ということは大幅に減り、メーカーさんに「返す」ほうが増えました。我が家がよく服を買う無印良品さんもユニクロさんも自社
の服の引き取りサービスを行っています。
「買う」「返す」をワンセットで
個人宅のお片付けサポートへお伺いすると
「ついつい、古着屋で服が安いから買ってしまう」
という方もいました。
古着屋さんなど洋服の買取や引き取りサービスを行っているお店も最近は多いので、
- 古着屋に行くときは、手放す服を持って行く
- 手放す枚数だけ、買う
という自分の生活動線に合った「買いかた」「手放しかた」のルール持つことが重要です。
捨てる=棄てるではない
「捨てる=棄てる」ではなく「手放す」です。「ぼくたちに、もうモノは必要ない」の著者、佐々木典士さんのお友達などはブランド品の服や時計を持つとき、
自分のモノという意識ではなく、借りているモノ
として大切に使うそうです。ブランド品なので買い取ってもらうときにキレイな状態のほうが喜ばれますし、査定額も高くつきます。大切にキレイな状態で使い満足し、次に必要なモノを買う軍資金になれば一石二鳥ですね。
「まだ使える」→「使ってもらえる」だと手放せる
お片付けサポートの現場に入っての実感ですが「リサイクルに出せると嬉しいです!」という方もとても多く「捨てる・捨てない」は無理でも「譲る」は喜んでやりたいです!という方が圧倒的に多く、大分にお住まいの方はリサイクルショップへの持ち込みも代行しています。
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捨てたいけど、捨てられない人の気持ちがどこにあるのか?
片付けの名言に「まず捨てろ、話はそれからだ」という言葉がありますが「捨てる」以前に、自分の気持ちがどこにあるのか?モノに関しては執着は無いけれど、手放し方に執着やこだわりがある方は、手放すことに、とても時間がかかります。
モノがいっぱいで、ゴミ屋敷であっても「こだわり」がある
一見、モノをゴミ状態にしているように見えている人でも
「こだわっているからこそ、この状態」
ということが、ほとんどです。
「モノには執着はないけれど、
自分が良いと思ったモノを同じように良いと思う人に手渡したい。」
など。
こだわりがまるで無いのではなく、むしろ逆。
こだわっているからこそ!その自分のこだわりを
- 理解してほしい
- 言語化して欲しい
- 明確にして欲しい
- 一緒にやってほしい
- 一緒に発見してほしい
- 立ち会って欲しい
心がどこにあるのか?を見極めることが手放す上で重要です。
自分でも気がついていないことを言語化してほしい場合や、自分がモノを捨てる様子を見届けて欲しい。上記のケースの場合は、自分一人で解決するというより、片付けのプロなど第三者を入れた方がいいケースや、第三者を入れなければ要望が成立しないケースも多々あります。
誰かに立ち会ってもらうことで、
「これ、捨てます。」
「そうですね。」
という会話1つでも。意味があります。
一人で手放そうとすると、心のどこかの「捨てる」という行為に
「本当にいいんだろうか?」
という罪悪感に苦しみます。第三者に立ち会ってもらうことで、気持ちの後押しになったり、苦しまなくていい、罪悪を持たなくていい。迷いを打ち消す基準として、そこに居てくれる第三者。それだけでも大きな意味はあります。
「こだわり」の中に「共有」が含まれるときは、一人では無理です。
執着なのか?
執着といえば、執着ですが、「執着」の二文字で断罪してしまうことの危うさです。シンプルにし過ぎることで、繊細で重要な部分の見落としが起こり問題が複雑化したりするケースもあります。こだわりは、こだわりとして。どこに心があるのか?そこは大切にし、切り捨て過ぎてはいけない部分です。
大切にしていることは、大切にしていることとして捉えることは重要です。
心の在り処を知る。自分の手放し方を一つ持つ。
私自身もこれまで服やモノを散々手放してきましたが、全くの罪悪感ゼロかと言えばそうではありません。そこに「ごめんなさい」という痛みは少なからずあります。必要以上に傷つく必要はないと思いますし、
- 自分なりの別れ方を持つ
- 自分の心の在り処を知る
それもモノと自分の向き合い方として重要なポイントです。
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