築85年の古い古民家から築年数の浅い賃貸への引っ越しで一番困ったもの…。
それは地味に花器選びでした(涙)
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家の大きさと花器の大きさの関係
前に住んでいた古民家の正確な平米数は分からないのですが(汗)おそらく今の家の面積の2倍以上…。住まいの面積が4月から半分以下になったわけですが。前の家では玄関に花瓶をドドン!と置き、日常を楽しんでいました。
玄関から大きな家で旅館と言っても差し支えないぐらいの家でしたので、花瓶も小さな花瓶よりは少し大ぶりな花瓶のほうが家とのバランスが合っていました。
一方、今の家は、書面上は65平米…なのですが。
玄関から部屋に上がる内階段部分も面積に入っているので、実質65平米無い感じです(涙)以前住んでいた大分市の家も同じ65平米でしたが、明らかに今の家の方が狭いです。
花器難民として3ヶ月半悩む…。
花器が大き過ぎると、掃除など、家の中を移動するときに花器に腕が当たってひっくり返す…など。部屋の空間に対して大きさのバランスが合っていないと逆にストレスになります。適度に良い大きさの花瓶がないか…探すのですが、大き過ぎるか小さ過ぎるかで、なかなかピン!と来るものに出会えず3ヶ月半悩みました(涙)
そんなときに出会った「剣山」という解決法
花器を色々探していると、小さな花瓶に剣山を入れ、花をしつらえているサイトを見つけ。
「この手があった!!!!!」
と、大喜びしました。
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私の悩みどころとしては、
- 花器の大きさや形
- 花を思ったように飾れない(器が大きいと花がパタンと倒れてしまってみすぼらしい)
- 花器の種類はあまり増やしたくない。
この3点。これが剣山1個あれば、華麗に解決です。剣山は大きさが多様ですので、小さい物を選べばおちょこも花器に変身です!
暮らしの器が花器になる
剣山を使えば「花瓶」という概念に囚われずに済み、家の中にある暮らしの器で、深さがあるものでしたら全てが花器になります。なんと素晴らしい!
こちらは、波佐見ポーセリン。うどん皿や煮物系に合うかな…と試しに買ったもの。器のシンプルな形と大きさが、食器としても良いですが花器としても、すごく良かったです。
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ほどよい存在感
日中、お花を飾るときはテレビ横が定位置。
テレビが大きいので、これぐらいの存在感がちょうどいい。
家の中心に、ほんの少し華やかさがあると気持ちも気持ちも華やぎます。
我が家の和テイストの照明とも相性バッチリです。
剣山があれば、家のコップから食器が花器になる
私の花生活の小さな悩みとしては1輪の花を上手にキレイに飾れない…でした。
コップにちょこんと挿しても、器の口が広くてお花がクニャン…となってしまってイマイチ感がぬぐえず。
「この子は美しいのに、私の花を飾る腕とセンスがないばっかりに申し訳ない…。」
という気持ちでいました。
そこに剣山が1つ登場するだけで、一輪の花もスッと立ちますし、小さなおちょこでも花器になると思うと、ちょっとスゴイ!子供の入学・卒業式でお花を一輪だけいただくことも多いので、これで花問題は解決です!・・・嬉しい。
小さな家と生け花とミニマリズム
今回、家が小さくなり花を飾ることに悩んだ末にたどり着いた剣山ですが。剣山といえば生け花や華道なのですが。華道の発祥なども少し調べてみると、アニミズム(森羅万象、有形無形問わず魂が宿るという考え)の流れから、室内に花を飾ることで神を招く行為からだそう。
もともと日本の庶民の家は小さく、その中で文化をたしなみ生活をしていた流れを想うと、必要以上に器に囚われず、自由な発想で花を愛でる。剣山という道具一つでしたが「文化だなぁ~…。」とシミジミしました。必要最低限の中でも文化を愉しむ感じは、日本の古くからの文化ですね。
華道をたしなんでいらっしゃる方からしたら剣山を使う…ことは普通なんでしょうけど(汗)一庶民の私としては「こんな便利な物があるなら、もっと早く教えてよ~!」です。
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自由な発想で暮らしを愉しむ
普段使いの食器が花器になると、かなり花を飾る自由度が増します。これからまた、花屋さんへ足を運ぶ楽しみが1つ生まれした。
ちなみに、今回飾った花の名前は「ピンクッション」
花言葉は「いつでも成功を」
お裁縫の針山のピンクッションによく似ていることが名前の由来だそうです。
素敵な花生活を。
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