少ない物ですっきり暮らす

10回近くの引越しと、子供の発達障害の特性「片付けが苦手」などを経て、ミニマリストに。お片づけのサポートもやってます。 ライフオーガナイザー®1級/ 整理収納アドバイザー1級/ 発達障害住環境サポーター https://yamaguchi-seiko.amebaownd.com

少ない物ですっきり暮らす

【ミニマリストの落とし穴】それは、「持たない暮らし」じゃなくて「無さ過ぎて消耗生活」じゃないですか?

【6冊目の本が発売になりました!】

 

  現在、お片付けサポート・講座依頼・雑誌取材等、一切受け付けておりません。個人的なご連絡等、ご遠慮とご配慮のほど、よろしくお願いします。

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ミニマリストという名前は2020年の6月で手放しましたが、今回はあえて【ミニマリストの落とし穴と非効率】を実感することがありましたので記事にします。

 

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ミニマリストのデメリットは「服がすぐにボロボロになる。」

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服のケアに関しては、ブログ立ち上げ当初から継続していることなのですが、考えるキッカケになったのは2015年ブログのコメントに

 

「あなたの暮らしはすごく支持するのだけれど、

 服がボロボロでいただけない。」

 

というコメントを頂いたことでした。

yamasan0521.hatenablog.com

ケアは、当時からやっていましたがそれでも服の着用回数が多いので痛みも早く。洗濯機もそうですが使用回数が多ければ物の寿命は短くなるのは当然。仕方がないことだと半分諦めて過ごしていました。

 

言われた一言。「やまぐちさんは、もう少し服のことを信じてやってもらえんですか?」

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今季の冬もニットをメインに着ます。前年度3枚だったニットを今季は5〜6枚に増量。今季、服を多めに持つことを決めたキッカケが、もう何年も付き合いのある服好きの友人からの一言。

 

「やまぐちさんは、もう少し服のことを

 信じてやってもらえんですか?」

 

ん?

どういうことですか?

 

「やまぐちさんは、やまぐちさんの信念とライフスタイルがある。それは、長い付き合いなので、どれだけあなたが大切にしているか知ってるんよ。

 

ただ、もう少し服への信頼を寄せて欲しいし、

服のことを知ってほしい。」

 

服には【何もしない】というケアの仕方だってある。

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友人曰く

「服や靴など、私たちの衣類には【復元力】という力があるんよ。それは、服が持っている服自身の力。靴や服を長く良い状態で保つためには、

 

何もしない。

服自身の回復力に任せる時間。

 

ここも大切。

 

靴も服も1度使ったら3〜4日は休ませてあげる。その時間に服自身が繊維の向きや状態を元に戻そうと作用するんよ。

 

しかし、やまぐちさんの服の枚数では、そもそもの服の力である【復元する力】を発揮する前に、また負荷が掛かる。それを繰り返せば、

 

適切に休ませれば100回着ることが出来た服でも70回で寿命を迎えている…ということも十分ありえるということ。

実際、そうなんじゃないですか?

だから困っているんじゃないですか?

だから買うサイクル・捨てるサイクルが早く来るんじゃないですか?

 

服好きから言わせてもらえば言葉は悪いけど、現状やまぐちさんの手元にある服の状況は、ケアはしてもらえているけど休めていない…。

 

会社で言ったら、仕事としていいポストにあるし、福利厚生もシッカリしてる。けど、労働時間が死ぬほど長くてとにかく休めない。土日の休みも業務連絡のLINEがガンガン入って来るオラオラ系の一見ホワイトなブラック企業なんよ。」

 

という苦い言葉をいただきました。

確かに友人の言葉は一理あり。

会社で言えば「うちの会社は給料も待遇いい。活躍の場をガンガン与えているのに何故か離職者が多い。」みたいな状況。

素材の力をもっと信じろ。

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我が家のリビングのラグは毎年買い替えていました。昨年、ギャッベに買い替えましたが今年は買い替え予定はありません。今までの絨毯が1年経過するとペッタンコ状態でしたので「物は使えば痛む。」として諦めていました。

 

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ギャッベは素材がウールなので、他の繊維の中でも復元する力が抜きん出た素材。あと、軽いですしクリーニングにも気軽に出せます。

 

昨年の12月に購入しましたが、毎年のラグペタンコ問題が解決し…。毎年ラグを買う手間やお金の損失から解放されました。ギャッベギャッベのデメリットもあります。詳しくは動画を見て下され)

youtu.be

持たない暮らしが、逆に非効率で損失を生んでる。

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友人からの指摘は短い言葉で表現すると

【やまぐちさんの困りは、

 今の生活スタイルが原因の1つやん?】

ということ。

 

「絶対に服を増やせない宗教的な何か理由があるんだったら話は別だけど。素材の良さを殺して、困ってます…って言われてもね(笑)」

 

と、友人半笑い。

 

【何にもしない】というケアで、少し服の寿命が伸びるんよ。やまぐちさんの服の買い替えのお金や手間も減るわけだから、適量増やすことを検討してみて。

 

というアドバイスは胸に響くものがありました。

素材や特性を活かす環境作りを

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今季は美観は悪いですがニットが伸びにくいハンガーの掛け方で。

 

ここ数年「必要以上に買うのと、捨てるのはどうかと思う。」という趣旨の記事は何度も書いているのですが、服にフォーカスするならば、

 

持たな過ぎることが一番の原因。

 

というのは考えさせられました。ここ数年の服に関する葛藤の原因として、

  • 服の素材の特性などに関して不勉強過ぎた。
  • 持たない暮らしではなく【持たな過ぎる消耗生活】になってなかったか?

実際、生活の道具は引っ越しが終わって1年ぐらいすると落ち着くのですが服に関しては、何だかずっと「うーん、うーん。」言ってる状態が長く(涙)

 

服と向き合っているようで、向き合いきれてなかったんだろうなと。

人も暮らしも【その人(物も)が持つ特性に合わせて組み立てる】がベスト

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家の片付けや収納に関しては

【その人の特性に合わせて、暮らしを組み立てましょう。】

ということを何年も発信している私ですが、服に関しては素材の特性とか環境に関して不勉強でした(大反省)

 

そりゃ、暮らしと同じで上手く行くわけがないだろう…。

というのは明白で。服に関しては友人と長く話し込んだのですが。

 

「やまぐちさんは、ここから初めて本当の意味で

  • 服を選ぶこと
  • 服を買うこと
  • 服を使うこと
  • 服を着続けること

これを一から体験し直すから、もう服の失敗はないと思うよ。あなたは大丈夫でしょ。」

という太鼓判を押してもらい…。嬉しいやら反省するやら。服との付き合いは、本当の意味で再スタートに立ったので、今季は頑張りたいと思います。

 

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