夫婦二人の一年分の衣類。全部でこの量です。
今回の記事は、NHK文化センターさんの講演でお話しした「少ない物ですっきり暮らす」ヒントの内容から一部抜粋です。
目次
- テーマを決めると迷いが消える
- ポイントは、強く強く「決める」ということ
- 捨て方も収納もテーマが違えば、収め方も違う
- 使い勝手も見た目も収納でコントロールできる
- 収納術は、「暮らしを快適に維持する」ための術
- だからこそ、テーマが重要
広告
テーマを決めると迷いが消える
モノを捨てる前に私は「テーマ」を決めてから捨てることを始めます。例えば、
「無印良品っぽいインテリアにしたい!」
と、ハッキリ決めます。無印さんのカタログに使われている色は「白・黒・木(ウッド)」の3色がメインカラー。俗にいう北欧インテリア的な派手なカラーのクッションカバーなどは断捨離対象として、家の中から弾きました。
捨てる?使える?好き?嫌い?など。
色々な判断方法はありますが、シンプルに「テーマを決める」
テーマを決めた後は「テーマに合うか?合わないか?」で判断していきますので、捨てるスピード・決断も早いです。テーマが「判断基準」となりますので、迷いがありません。
ポイントは、強く強く「決める」ということ
一度決めたら、そこからはブレないと「決める」それがポイントです。なぜなら、テーマから外れる要素が入れば入るほど、テーマがぼやけるからです。迷いを捨てるための「テーマ」でもあります。
捨て方も収納もテーマが違えば、収め方も違う
二枚の画像。上も下も、
実は同じだけの枚数の服が収められています。
ズラリと服が右から左に並んだ画像は、テーマが「見てわかる!時短収納」
もう一方の、ガラーンとしたクローゼットは、
テーマが「見た目スッキリ!省スペース収納」です。同じモノを同じスペースに収めるにしても「テーマ」が違えば 、全く別物になります。
使い勝手も見た目も収納でコントロールできる
「夫婦二人、全部の衣類はこれだけです!」というインパクトを与えたければ、上の画像は、なかなかパンチがありますしミニマリストらしさを表現できます。見た目の演出、表現。ある程度、収納をいじっているとコントロールできます。
収納の奥行きを活かして、とことん「スッキリに見せる」収納。
しかし、私の自己満足では家族は暮らしにくいです。ですので、夫も使いやすく、家事参加しやすいように収納は一目で見て「分かる!収納」を採用しています。
広告
収納術は、「暮らしを快適に維持する」ための術
ミニマリストには収納は必要ないという声もありますが、収納術は捨てた後の「暮らしを維持する術」
捨てる!という技術もとても重要なのですが、物事は何でもそうですが「維持」が実は難しい。ダイエットが続かない原因も、
「維持をする」
という視点が欠けるためです。
だからこそ、テーマが重要
テーマに合わせて、「捨てる・持つ(維持する)・買う」この3本柱が大切です。ミニマリストと呼ばれるぐらいにモノは捨てたけれど、リバウンド…という方は「暮らしに合わせたテーマ」ができているかどうか?と、テーマを持ってみると、暮らしがより良いものになりますよ。
NHK文化センターの京都・福岡では、プロジェクターを見ながら上記の収納の簡単なポイントとメリットデメリットを添えて「テーマを持つ」ということをお話ししました。横浜教室・柏教室・兵庫教室の講演では、また別のお話をしようと思います。
↓いつも応援クリック、ありがとうございます。