少ない物ですっきり暮らす

10回近くの引越しと、子供の発達障害の特性「片付けが苦手」などを経て、ミニマリストに。お片づけのサポートもやってます。 ライフオーガナイザー®1級/ 整理収納アドバイザー1級/ 発達障害住環境サポーター https://yamaguchi-seiko.amebaownd.com

少ない物ですっきり暮らす

又吉直樹の生き方にみるミニマリズム

【6冊目の本が発売になりました!】

 

  現在、お片付けサポート・講座依頼・雑誌取材等、一切受け付けておりません。個人的なご連絡等、ご遠慮とご配慮のほど、よろしくお願いします。

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又吉直樹さん。彼の生き方がすごくミニマルズムを感じるものでした。

 

 

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たまたまYahoo!のトピックスに出ていた『又吉が語る経済学』

zasshi.news.yahoo.co.jp

これを読んで、『そうそう、私の思うミニマリズムはこういうことなんだ!』と、共感してしまいました。以下、記事の引用です。

 

「お笑い芸人として売れることを目標とするなら、お笑いに費やす時間をまず確保しなければダメですよね。バイトを週1回にすれば、週の半分バイトしている ヤツが5年間かけてお笑いに費やす時間を、2年半で確保することができるはず。もし、そのふたりの才能が同程度なら、売れる可能性が2倍早くなると考えて いました」

 

「芸人仲間からも、アイツは人間としてヤバい、とか言われてました(笑)。ただ、それができたのは、自分のやっていることは間違っていないという確信が あったから。あと、こういう話は、お笑いのライブでも話せるので、そんなに悲惨な気持ちではなかったんですよね。空腹は辛かったですけど(笑)」

 

又吉さん出演されていた情熱大陸も録画していたのですが、見てみると仕事場としている机の上には仕事用のPCが一つ。それ以外何も置いていませんでした。机近くにティッシュ箱がありましたが、それを机の上に置きたくない。

 

『だって、これがあると集中できないでしょう?』

 

ミニマリストという生き方、ライフスタイルが注目されることは、私もとても嬉しいです。仮にそれが批判や非難する声があっても、誰かが「そういう生き方もあるんだな。」と知る。それでいいと思います。

ただ、見た目やうわべ…表面的な「物を持っていない」という部分にフォーカスするのではなく、その先のマインド。無駄を削って何をしたいのか? そこだと思います。

又吉さんの記事からですが、

「中学生の時に、芸人にならなかった自分をイメージしてみたんです。別の仕事に就いて、結婚して、子供もできて、夕飯を家族で食べながら、お笑い番組とか 見ていると思うんですよ。で、そこに出ている芸人を見ながら、“こんなんオモロない、おれのほうが全然オモロいよ”なんて言ったりしている……それを想像 したら、すごいストレスになったんですね。そんなストレスを味わうくらいなら、芸人を一回やって、自分の限界を知って、辞めた方がまだマシだと。それな ら、“コイツらのおもしろさはオレにはわからへんけど、きっとこの番組に出ているんだからスゴいんやろな”と思える気がするんです。自分が本当にやりたい ことを、納得するまでやることが、大事なんだと思います。たとえ、成功しなくっても」

 

無駄をそぎ落として何がしたい人なのか?私自身は子育てとは「期間限定の大事業」だと思っています。

明日やろう、明日やろう…と思っているうちに子供達は大人になってゆきます。我が家は18歳になったら子供は家から出すと決めているので、限りある時間を子供と家族のために使いたい。

家族全員が家族であるために使いたい。

子供の話を日頃からシッカリ耳を傾けたい、抱きしめてやりたい、時には突き放すけど時には寄り添いたい…、夫には仕事に集中できる環境を作ってあげたい、家族に安心を与えたい。そのためには私自身の精神・肉体的に余裕がなければならない。

その精神・肉体的余裕を生み出すための無駄を排除したい。

それが私のミニマリズムです。本当にやりたいことを、他人から批判されようが、非難されようが、無駄を削いで集中したい。ミニマリズムが「宗教」だ!という声もあるようですが、仮に私が信仰しているとしたら、それは『自分』です。

他人の目を気にし過ぎて、身動きが取れなくなりがちな世の中だからこそ、こういう生き方があっていいんじゃないかと、私はいつも思います。

 

自分が本当にやりたい ことを、納得するまでやることが、大事なんだと思います。 たとえ、成功しなくっても

 

ミニマリストになったから幸せになる』という概念は『幸福になる』という不毛な概念に通じます。幸福は『野球選手になる』『一流企業の社長になる』などの、継続した何かに『なる』ものではありません。また、何か大きなものを得るということは、何か別の大きなものを失うことです。仮に野球選手になれば幸福かと言えば、野球選手なりの大きな不幸も生まれます。その不幸を見つめずに『野球選手になることは幸せになることだ!』という概念は不毛だと私は思っています。

 

一瞬一瞬、感じる…瞬間の刹那を私は『幸福』と呼ぶものだと理解しています。

何かを得ることは、何か別の未来を捨てることだと思っています。たとえそれが幸不幸関係無しに、自分が納得するまでできるのならば『たとえ、成功しなくても』です。

最後に、樹木希林さんと又吉さんが対談した際に、樹木希林さんが又吉さんにかけた言葉は私にとってもミニマリズムです。

『 評する者があれば我のみ 』

 

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