人間関係の断捨離シリーズと銘打ってます。
今回は、私自身が過去「え?そうなの??」とギョッとし、残酷だけれど、人間関係の心理を突いているな・・・と感心したお話です。
- 仲良くしたいから、敵を作る
- あなたがどういう人なのか?など関係ない。考える時間がもったいない。コンテンツとして消耗しないために、その場から離れる。
- 告知:CHEEA!daysさん 記事公開です。「発達障害の娘の居場所づくり 第一話」
仲良くしたいから、敵を作る
人と人が繋がる要素として、
- 体験
- 協力
- 共感
- 会話
- 仲間意識
「敵」を作ることで、この5つが簡単に埋まります。キレイな言葉で表現すれば「仲間」です。
漫画でも、よくありますよね?
最初は敵だったけれど、同じ目的のために手を組み、仲間になる。相手のことは嫌いだけれど、目的のために協力し合う仲間です。
20代後半の頃、
「敵(嫌いな人)がいると、みんなが仲良くなるからいいよね。
みんなの絆作りには、敵を一人置いておかないとダメだよね。」
という言葉を女性から聞いたときはビックリしましたが、
「ああ、なるほど。
【敵】というコンテンツなんだ。
目の前の人に興味を持つことよりも、
【敵】という興味関心を持ちやすいコンテンツを介さないと、
会話できないということか。」
と、寂しさと悲しさを感じました。
個性的な人がターゲットになりやすいのは
『興味関心をもちやすい』
『話題性がある』
のかもしれません。子供のイジメも大人のイジメも背景には、「イジメられる側に問題がある」と、原因を唱える人もいますが、「みんなが仲良くするために敵を作りたい」という加害者側のシンプルな理由が語られないのはフェアでない気がします。
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仲間と友達は違う
「友達」と「仲間」の違いは一体何でしょう?
仲間:利害が一致し、その利害で繋がった関係
友達:利害は関係なく、繋がった関係
ではないでしょうか?どちらが優れているかどうかではなく、どういう繋がりなのかがポイントですね。
繋がりたいという「利害」
- 敵を倒す(目的)ために、仲間が集まった(手段)
- 仲間を集める(手段)ために、敵を倒す(目的)
この2つの文を読んで、気持ち悪さを感じるのは後者ですね。【繋がり合う】ということが『利害』の場合。典型的な「手段が目的に変わってしまう」という不健全な現象へとすり替わります。
仲間を集めて「何がしたいのか?」が空っぽなのです。
あなたがどういう人なのか?など関係ない。考える時間がもったいない。コンテンツとして消耗しないために、その場から離れる。
繊細な人ほど『自分に問題があるから・・・』と、悩みがちですが、この問題は全然関係ありません。イジメの加害者なども「誰でもよかった」というセリフは常とう句です。
一定数そういう人がいる・・・ということを知っているだけでも、悩みが1つ減ります。あなたの問題ではありません。悩むだけ時間と人生の無駄ですので、そんな関係は早々に手放してしまいましょう。
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告知:CHEEA!daysさん 記事公開です。「発達障害の娘の居場所づくり 第一話」
福岡にあるエフコープ生活協同組合さんが運営する「CHEER!days」さんにて、取材を受けました。よろしければこちらもどうぞ。
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