台風が過ぎ去っても強い雨が続いています。
私の住む地域は、九州は大分県。ここ数日、雨の被害が各地域で出ています。我が家は今のところ無事ですが、熊本・大分地震以降…。水害の被害が私の住む地域でもチラホラ聞きます。長く続く雨は危険ですので、皆様もどうかお気をつけ下さい。コメント欄へ、心配して下さるコメントありがとうございました!
雨…ということで、雨に関する記事を。
雨の日、窓から見る景色も窓が雨に濡れたり、霧が発生し、くすんで見えます。長く続く雨には気持ちが少し憂鬱になってしまいますが、雨を楽しむという気持ちも大切かに思います。(災害クラスの雨は楽しむどころではありませんが)
先日、娘が学校のお友達とケンカをしてしまい、気持ちが落ち込んでいる様子でしたが1時間後には漫画を読みながらゲラゲラとお腹を抱えて笑っていたので、
「泣いたカラスが、もう、お腹を抱えて笑っているね。」と声をかけると、
「違うよ、辛いし、悲しいからこそ、漫画を読んで笑うんだよ。笑って声を出していると悲しい気持ちも軽くなるから。だから笑うの。」
という予想外の答えが返ってきました。
中学校の新生活が始まり、学校から帰宅すると漫画を読んだり、PCの動画を見たり、お絵描きしながらクスクスと笑っていることが多かった娘。毎日笑っているし、学校は大丈夫なのかな?と思っていました。娘なりに、親に心配させまい、楽しいから笑う以外に、辛いからこそ笑おう!という姿勢に涙が出ました。
私も40代の大人ですが、時には気持ちが弱り…心がしぼむこともあります。時々降る程度の雨は楽しめても、長く長く続く雨には、心も瞳にも涙が浮かぶ日もあります。
「違うよ、辛いし、悲しいからこそ笑うんだよ。」
娘なりの雨を楽しむ言葉に成長を感じると共に、一人の人間として尊敬の念を抱いてしまいました。強いなあ…。すごいなあ…。14歳の当時の私だったら、そんな風に思えただろうか?子供だと思っていたのに、大人以上の心の強さに胸打たれました。
「そうか…、強いな。でもな、悲しいときには、ちゃんと【悲しい!】ってワンワン泣くことも大切だから、泣きたいときはちゃんと泣かんといけんよ。」
悲しいときは、我慢せず涙が枯れるまで泣いた方がいい。涙が枯れるまで泣いても、悲しい時は悲しい。でも、いつまでも悲しみに長居してはいけないし。悲しいからこそ、笑う。
2015年の記事ですが、人ぞれぞれの「雨との向き合い方」のお話は、話を聞くたびにどれも素敵だなあ…と、思うことばかりです。天候も、しばらく雨が続きそうですが「悲しいからこそ、笑う。」という娘の姿勢に背筋の伸びる気持ちになりました。
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