人間、日々『ああしたい』『こうしたい』などの欲を抱えて生きています。私自身は、贅沢はしたいとは思いませんが、欲はそれなりにあるほうだと思います。
今日はその【欲】の決断について書きたいと思います。
フランスの数学・哲学者 ルネ・デカルト
彼の名言ですが、
決断のできない人間は欲望が大きすぎるか、悟性が足りない
あれも欲しい。
これも欲しい。
という状態は欲が大きい。
人間関係で言うと、
「自分の意見はこうだ。」
「でも、Bさんの意見はこうだし、みんなの意見はこう・・・」
「自分の意見とAさんとBさんとみんなの意見と自分の意見を考えなきゃ・・・」
あれこれ考えているうちに、答えが出ない。
決断できない要因として
アレコレ考えることが多い
ということです。
欲や情報が大きすぎると、惑わされ、混乱してしまい決断ができない状態に陥ります。
ミニマルそぎ落としの名手 スティーブ・ジョブズ
appleの創始者スティーブ・ジョブズなども会議は少数で行っていました。ミーティングの場に参加予定でないものが参加している際にも、
この会議ではきみは必要ないと思う。ありがとう、ローリー。
といい、妥協は許さなかったようです。
一見冷たい対応のように感じますが、1度許すと2度3度…気がつけば人数が増え、会議に時間がかかります。
この場で参加者でないローリーに退出を促すとき
出てけ!なんて言ったら、俺、嫌な感じに見えるかな?
別に一人増えたぐらい邪魔にはならないし…ま!いいか!
などと考えていたならば今のappleは、なかったでしょう。
必要な情報と、必要以上の情報。
必要でない情報が増えれば増えるほど、場が混乱し、集約することに時間が必要になります。家の片付けもそうですが、物量の多い家より、物量の少ない家の方が片付け終わる時間は早いです。
今、必要なこと
今、必要ではないこと
シンプルに考え、必要以上に増やさない。
増やす瞬間には何かしらの欲があります。
その欲に対して、向き合う必要があるでしょう。
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悟性とは何ぞや?
ここで話は戻ります。
では、デカルトの言う決断できない原因として
- 欲望が大きい
- 悟性が足りない
この悟性とは、シンプルに「経験が足りない」ということです。
経験が足りない・経験していないこととは「どうなるか分からない」という不安を抱えます。悟性を増やすためには、
- 必要以上に不安を持たない(未来への不安を手放す)
- 新しい経験を遮る過去の執着を手放す
ということが必要です。
最後に、ルネ・デカルトの名言をもう一つ
不決断こそ最大の害悪
決断すること・・・は、勇気が必要です。いきなり大きな決断が無理でも小さな決断は行うことができます。決断が苦手だという方は、
「今日は、スマホをみるのを1時間やめてみよう。」
などの日々の小さな決断から初めてみましょう。
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