冬になると「服装、寒くないですか?」とコメントをいただきます。
数年前まで冬場は常に5~6着重ね着をして過ごしていました。我が家には姿見の鏡を置いているのですが、ある時、鏡を見て「厚着をやめよう」と決意しました。
冬はオシャレの楽しい時期。当時、色々買い足してはお洒落を楽しんでいました。しかし、何を着ても不格好。自分にセンスが無いのかな?何だか鏡に映る自分に、モヤリ…。
何が原因か、しばらく鏡の前で考えていると、厚着で洋服のシルエットが崩れていることに気がつきました。元々、太ももが張るという体系のコンプレックスを持っていたのですが、厚着によって上半身まで必要以上にパンパンに膨れあがっていました(笑)
その場で重ね着を脱ぎ、洋服も元のシルエットを取り戻し、「ああ、これだ!」と、納得しました。寒い寒い!と重ね着をしていると、せっかくのお洒落も台無しでした。
そして、それまで重ね着で動かしにくくなっていた腕や足が動かしやすくなり、活動的に。体が軽くなり、動くので掃除・洗濯と汗を流していると寒さはさほど感じません。あと体が寒さに慣れてくるので、以前より寒さに強くなりました。
厚着時代は
寒い → 重ね着 → 動きにくい → 動かない → コタツ → 出たくない
寒い → 窓を開けたくない → 部屋の空気がこもる → 部屋の埃溜まる
こんな感じで動きたくないですし、掃除もしたくありませんでした。薄着に変えて体を動きやすくし、「冬に寒いのは当たり前!」と、気持ちの切り替えがうまくいきました。
こちらにも記事にしましたが、冬は寒い空気に触れたほうが、背筋が伸びます。冬の時期の水道水は冷たいですが、朝はその冷たい水道水で顔を洗うと気合が入ります。寒い空気に触れた後、熱い珈琲を飲むと、幸せに感じます。
基本掃除は好きですが、当時、冬だけは家が汚れがちだったと思います。その度に、コタツの中で毎日「自分はダメ人間だなぁ~…」と自己嫌悪に陥ってました。
そんな自分の弱い部分は今も変わらないです。なかなか自分を変えることは難しいので、「厚着と朝のコタツ」だけ止めました。モノがあることで、自分がダメになることを知っています。これもまた小さなことですが、自分に頑張れ~!とエールを送っています。
コタツの中でダラダラとしていた暮らしも、何とかすっきりして本になりました。
↑『無印良品とはじめるミニマリスト生活』2月14日(日曜日)発売予定。インテリアの本です。
Amazonさんの「在庫なし」表示が「在庫あり」になりました!発売前ですが、予約ありがとうございます!
↑ 『少ない物ですっきり暮らす』暮らしの本です。キッチンの中身など、ブログで公開していないモノや暮らしについて書かせていただいています。現在発売中です!
↓いつも応援、ありがとうございます。