今季はガッツリ服と向き合い中のやまぐちです。
そんな私ですが私のクローゼットにも実は20年越えの服が一着あります。今回は、その服のことと、【所有すること】をテーマに記事を書きます。
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私の20年越えで持っている服。
私の20年以上持ち続けている服。それは、ブラックフォーマル服。
これは結婚を機にベルメゾンの通販で買った服です。(気がつけば20年)来た回数で言うと…
- 息子の入学・卒業式(合計:8回)
- 娘の入学・卒業式(合計:7回(来年で8回)
- 冠婚葬祭(主にお葬式:5回)
合計20回ぐらい着ているので年数で割ると年に1回ぐらいの割合です。
20年、捨てずに持ち続けられている理由
これは単純に「ブラックフォーマルにこだわりが一切ない。」
と言う理由です。
生活の服でもなし、お葬式にお洒落をして行こう!…という概念はないし、
私の中では【儀式に参加させていただくために着る服】です。
なので、最低限の韻を踏めていれば良いのかな…というそれ以上でもそれ以外でもないので、持つ理由はあれど手放しや買い替え…の理由がないからです。
他人のお葬式に参加して
「これを機会に素敵な男性と出会いたい!!!」
「私は喪服を着ても、イケてる喪服選びが
できているところをみんなに見て欲しい!」
みたいな葬儀への参加以外の目的があるなら別ですが、そこは本当に【無】なので、服に抱く目的も感情も無いです。葬儀と言っても、会社の付き合いや色々な目的で参加する方もいらっしゃるかと思うので、そこも特には否定せず。どんなことを言っても1つのイベントですし…。
けれど、私の【所有物】という概念は一番薄い服。
思い入れも感情も一切ないので、20年以上クローゼットに入っている服ですが【所有物】という感覚は一番薄い服です。多分、盗まれても気がつかないでしょう。
それぐらい生活に関わりが無いですし、子供の入学・卒業にはガンガンに着ていますが、個人的にはそういうイベントに感情的な想いを紐付けることが少ないので、思い出の服でもありません。
個人的に長く持っていて、所有感や思い入れのある服
2016年購入のチェックワンピース。ブログを長く閲覧して下さっている方は見覚えのある服でしょう。今は、所有者は私ではなく娘ですが、ガンガンの一軍として活躍中。
今年で6期目で、毎年一軍として活躍しているので洗濯もガンガンですが色褪せ等の問題は特に発生していません。(生地は綿麻混で丈夫。)
一度私が庭仕事の途中に引っ掛けてしまい、派手にビリっと破れてしまい…。YouTubeに動画が残っていますが、これも補修して今でも活躍中。
破れてでも修理して着たい服なのか?というところもそうですが、破れた箇所を手直ししたりすることで服と自分の繋がり…のようなものは色濃くなる感覚はあります。
今現在、私個人の服で着用頻度は低いけど「これは捨てない服」
ブログの記事にも残っていますがkoibitomisakiの服。
2018年購入なので今年で4期目。着用の頻度は下がりましたが【捨てる】という選択肢がない殿堂入りの服です。
この服は普段着としても着れる気分のアゲアゲ服ではあるのですが、手放さない一番の理由は、祝いの場に行く服として派手過ぎず適度にまとまってくれる服だからです。
いわゆるお呼ばれ服です。
人からのお誘いごとで、ちょっと面倒なお誘いが
「平服でお越しください。」というイベントごと。
この動画内でこのワンピースは出ています&フォーマル服については紹介しています。
普段着だとカジュアル過ぎるし、フォーマル過ぎても気合入り過ぎ…。コサージュとジャケットをプラスすれば、程よくカジュアルにもフォーマルにも馴染むちょうど良さがある服です。
使い勝手がとても良いですし、これも廃盤品。
服の利便性・付加価値としては、着用頻度は低くても持つことの方にメリットがある服なので捨てるという選択肢は無し。
この服もおそらくブラックフォーマルと同じ立ち位置で20年服になるかと思います。
【所有とは何か?】を考える
スティーブン・キングの作品に【クージョ】という映画があります。その作品に登場する車の修理工の男は、こう言います。
高級車を乗り回すアイツらは、
車を買っただけで所有していない。
俺は、車を分解し、パーツの隅々まで触り、
修理し、車を理解している。
【所有する】とはそういうことだ。
この短い言葉には【所有とは?】について考えさせられる力があります。
私の【20年以上、持ってるだけの服】と【繰り返し、修理し、着続けた服】では、全く違う物です。
YouTubeの動画にしましたが、【着ても、着ていなくても3年で寿命を迎える服】というものも存在するので、その服とどう付き合っていくのか?ということは、とても考えさせられます。
服とどう向き合うか?
所有とは何か?
というのは哲学的な問いに近いものがあるかと思うので、そこは個人の価値観で答えはないと思いますし、答えは各個人の中にあると思います。服に関しては、長年モヤっとしていたので、今季はここに向き合っているので楽しいです。
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