10月中旬に入り、ぐっと寒くなりました。
ぼちぼち冬物の用意を考え、肌着を買おうかと調べていました。
今回は肌着選びとしても
- 服を装備で着る。
- 目的に合わせて最適化する。
という面白さを改めて実感したので記事にします。
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服のゲーム性。素材の組み合わせには、プラス属性とマイナス属性がある。
これは、以前YouTubeの動画で紹介したUNIQLOの服です。使われている素材は、
- アクリル56%
- ポリエステル39%
- ウール5%
どちらかというと化学繊維多めの服です。
昨年から私はネチネチとずーーーーーーーーっと服について考えたり、失敗したり、実験したりを粘着質に続けているのですが(笑)冬ということで服で気になるのは【静電気】です。
電気質という視点で服を考えたらどうなるんだろう?ということで調べると、服も繊維によって、プラス属性・マイナス属性が分かれるようです。
すごいゲーム性があるやん?
と、興味を持ちました。
服の素材のプラス属性・マイナス属性
画像引用元:https://guard.lion.co.jp/eleguard/coordinate/
- 帯電しにくい衣類 → 綿・リネンなどの天然素材
- プラス属性 → ナイロン・ウール等
- マイナス属性 → ポリエステル・アクリル等
大まかにこの3つ。
そもそもなぜ静電気が起こるのか?ですが、
- 摩擦と帯電(異なる素材が擦れることで発生する)
- 湿度と放電(夏など湿度の高い時期は自然に空気中の水分に放電されるが、冬などは湿度が低く空気中の水分が少ないため、放電せず帯電する)
ザックリですが要因としてはこの2つ。
なので【静電気を予防する】というテーマを主軸に服を選び組み合わせると、買い物の段階で「何をどう選ぶのか?」という選び方や買い方も全然違うものになりますし、組み合わせ次第で得られる結果も違ってくるということ。
よくやりがちな実際のコーデで考えてみる
例えば、私の手持ちのインナーダウン。
これにコートを重ね着として組み合わせます。
こんな感じ。
素材を分析すると、
この組み合わせ自体は、ほぼどう属性の組み合わせなので、帯電しにくいです。
一方、この組み合わせ。セーターのアウターにダウン。
- セーター → ウール100%(プラス属性)
- インナーダウン → ポリエステル100%(マイナス属性)
この場合異なる属性同士で擦れ合うので静電気が起こりやすく、それぞれ帯電しやすいです。
どこまで素材で考えて最適化するか?ギアとしての服を考える
さらに書くと、下着・肌着・シャツ・セーター・アウター…それぞれ体を動かした時に衣類と衣類が擦れ合う場所に何を組み合わせるか?で帯電しやすさと言いますが、帯電率のようなものは結果として変わるでしょう。
今回、私も電気質から考える服選び…という視点で服を考えました。手持ちの下着や服のそれぞれの素材を考えると、下着はポリエステル系が多いけどトップス類には綿・ウール系が多く…。
そりゃ、冬に静電気バチバチになるわな…と改めて実感しました。
先日もスリッパの記事で少し言及しましたが、
【何を目的として、物を選ぶか?】
物の買い方も違いますし、得られる結果も違うよ!という話です。
スリッパ1つでもファッションとして買うのか?洗濯などのメンテナンスに軸を置いて買うのか?では全然違う物を買うことになりますし、得られる結果は変わってきます。
どれだけ減らすか?
ここでの視点は、【静電気が起こる要素をどこまで減らせるか?】
例えば、
- 下着→ポリエステル(マイナス)
- 肌着→ウール(プラス)
- トップス→アクリル(マイナス)
- アウター→ウール(プラス)
という性質が真逆の素材を見事に交互に着れば、摩擦率は高まり、理論上より静電気を起こしやすくなります。トップスとアウターが異なる性質でも、それ以外がプラスかマイナスに偏るよう調整すれば発生率は下げられるかと思います。
どれだけ発生条件を減らすか?
ポイントはここだと思います。
分かりやすいイメージ的にはこんな感じ(笑)
画像引用元:http://dol.gamecity.ne.jp/dol/start/manual/chap03-003.htm
ロールプレイングゲームをやったことがある方は分かるかと思いますが、装備品として防御力や攻撃力・水や炎などの属性…。目的に合わせて装備することで強くなる。自分の物選びや服選びに関しても、ただ単に可愛い・ときめく…だけでなく装備という視点で分析してみるとゲーム性がとてもあり、面白いな〜!と改めて感じました。
今回は、装備として服を着る。素材の組み合わせで錬金武装というテーマで服について考えてみました。寒くなってくるので防寒などの機能性も服選びの考える要素として入ってきますが、乾燥という気象条件で服にまつわる嫌なことが起こるので、それを回避するための服選びという視点もあるんだな…と1つ勉強になりました。
今回の記事が、読んで下さった方の何か参考になれば嬉しく思います。
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